ご挨拶

衛星測位は、わが国においてもカーナビやパーソナルナビ、地図作成から、精密農業、航空管制、建設、物流、交通、観光、警備保障、環境保全、防災、電子商取引(決済)等の広範な分野で利用され、国民生活や国民経済に深く浸透しており、国土管理、科学技術研究、産業・経済活動、国民の安全安心等、わが国の安定及び発展に不可欠な社会基盤となっています。

また、国外では、米国GPSの近代化計画、欧州のガリレオ計画等、地球的規模でリアルタイムの位置・時刻情報の高度利用を可能とする衛星測位システムの国際ネットワーク化が進行しており、日本でも準天頂衛星による衛星測位の実現技術が科学技術基本計画に取り上げられ、国家基幹技術として強化推進されようとしています。

こうした中、政府では、衛星測位による地理空間情報を高度に活用する社会の実現を目指し、地理空間情報活用推進基本法の成立とG空間基本計画の閣議決定がなされ、また、宇宙利用促進による国民生活の向上と経済社会の発展寄与を目指し、宇宙基本法の成立と宇宙基本計画の宇宙戦略本部決定がなされております。2010年9月には、準天頂衛星初号機 「みちびき」の打上が成功しました。本財団は、これを受け、民間の利用実証を公募し、受信端末を開発し、貸し出しを行い、補強情報配信を開始しました。

本財団は、産業界・経済界における地理空間情報の利用拡大に向け、衛星測位関連企業・団体と連携して、米国GPS、欧州ガリレオやわが国準天頂衛星システム等、次世代の衛星測位の利用に関する調査研究の推進、並びにこれらの成果の普及を行い、衛星測位を利用した地理空間情報に係わる事業活動の活性化及び事業化を促進し、もって地理空間情報を高度に活用できる社会の実現に寄与するとともに、わが国の産業の発展及び国際社会への貢献に資することを目的として活動してまいります。

一般財団法人 衛星測位利用推進センター
理事長 岡部篤行

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